【子どもが解説】過保護になる気持ちとは?具体的な行動も解説

親になると必ずと言ってもいいほど「過保護」と言われることがあるのではないでしょうか?

しかし、過保護と捉えるのは人それぞれ違いますよね?

本記事では私の過保護を受けた体験を元に、具体的な受けた過保護の内容、そのときの親の気持ちを解説していきます。

過保護とは?

  • 子どもを心配して、門限や服装など様々なことに規制を作ること
  • 子どもを心配して、常に先回りして守ること(転ばないように足元にあるゴミなどをどかすこと)
  • 親が自分の考えを押し付けて、子どもがやりたいと言ったことを否定すること

具体的な過保護の内容、気持ち

私が実際に受けた内容と、親が規制を出したときの気持ちを内容を書いていきます。

怖い事件や危険な出来事に巻き込まれてほしくない

最近はいつ、どこで危険な事件に巻き込まれるかわからない状態になってきました。

そこで私の家ではこのようなルールが出来てしまいました。

  • ・小学生〜27歳まで遊びに行くときは、誰と、どこで、何時まで遊ぶか報告して遊びに行く
  • ・報告の時間が過ぎると連絡が入り、どこにいるか確認される
  • ・社会人7年目を過ぎても、門限が21時
  • 5分遅れると着信が10件も件もある
  • 同僚と食事で22時に帰ると両親からサザエさんの波平みたいな雷を落とされる
  • カラオケ、ゲームセンター、パチンコは男性や酔っ払いに出会う確率が高いので禁止
  • お小遣いがないのでバイトをしたいが、夜出歩くのは危ないので、バイト禁止
  • ショートパンツを履きたいのに足が出てると危ないので、ガウチョパンツまで
  • インナー、おへそが見える服は露出が多いので着てはいけない
  • 真面目でなくなってしまうので、髪を染めるの禁止
  • 夜車で帰っているときは、勝手に扉を開けられるかもしれないから、ロックをして帰りなさい

子どもが中心なので家にいないと寂しい

子どもは成長するけど、親にとってはいつまで経っても子ども。

手がかからなくなっても家にいて欲しいみたいです。

  • 習い事の禁止
  • 門限が21時
  • アルバイト禁止

子どもが泣いていたり、怒ってる姿を見たくない

転んでケガをして泣いていること、出来ないと泣いていること、欲しいものが買ってもらえなくて泣いていることを見ることが辛いみたいです。

私の家は裕福ではないので

・買えない

・出来ない

興味を持たない、諦める心が身につく

なんとも残酷な負のスパイラルでした。

早い段階から恋人を作らないで欲しい

今では幼稚園、小学生から恋のトラブルは付き物です。

その揉め事に巻き込まれないように、変な人を好きにならないようにオシャレはあまり出来ませんでした。

  • ショートパンツ禁止
  • インナー、おへそが見える服は着てはいけない
  • 髪を染めるの禁止

禁止にされたことで、流行りに鈍感でや社会になってもオシャレがわからないという弊害が起きました。

そして恋人が出来ると言うことは、親よりも好きな人が出来るので、親離れが加速して寂しいみたいです。

身体が弱く育ったことで責任を感じている

家では、同居している祖父母はご飯の時間が決まっていました。

仕事終わりが遅く、少しでもご飯を出す時間が遅くなると、「ご飯はまだか!」と叫び声をあげます。

10分以上過ぎると、いつお母さんに殴りかかるかわからない状況でした。

なので0歳児が泣いていても必然的にミルクが後回しになってしまいました。

そして厄介なことに私の場合は、泣いたタイミングで飲まないと泣きつかれてミルクを飲まないで寝てしまうようです。

そのため、体重が同学年の子と比べて10㎏も少なくなってしまいました。

体重が少なければ身体も弱く、骨も弱くなってしまうので、小学生の体育+放課後の強制参加の100mの練習をすると膝に負荷がかかりすぎて、急に右膝がゴキッと音がして、地面に倒れこんでしまう事件がありました。

原因はわからないけど、右膝をお相撲さんが鉄製のハンマーで力いっぱい殴りつける痛さ。
悶絶して動けないので、ストレッチャーに乗り救急車で病院に搬送されることに。
症状は「膝の骨折」だった。
普通は動かない膝の上のお皿が、私は左右どこにも動いてしまうから、動きすぎると限界がきて高確率で骨折をするらしいです。

骨折は全治1ヵ月松葉杖の状態で過ごすことになるので、私もお母さんも自由がなくなり、大変な目に。

この出来事を期に

小学5年生から社会人5年目になるまで毎年骨折(うち3回は救急搬送される)

・体育の授業は中、高校生参加するが、毎年マラソン大会の練習で2キロ走って骨折

・仕事が忙しい(朝4時~18時)、帰りの時間が遅い(8時~19時)となると、退職をすすめる。

身体が弱くなったのは、自分のせいだと負い目でさらに過保護が加速してしまいました。

まとめ

過保護な行動とは
子どもがつらい思いをせず、楽しく平和に過ごして欲しいという親心から来ていました。
なので、少しでも危ないと認識したらやりすぎてしまう傾向があります。
そして全部が自分のせいだと負い目に感じず、子どもの自由に行動させてあげてください。

親が心配心から子どものことを管理してしまいたくなることもわかります。
ですがその過剰な心配心のせいで、その子が自分で良い悪い判断して行動する力を奪っているのです。
今では高校、大学在学中に起業する学生も増えてきて、なお子どもの思考力、判断力が問われています。

そうすると、社会に出て自分の意志で仕事をしないといけなくなってしまったときに、子どもが社会の輪に入れなくなり辛い思いをすることになります。
しかし、親に嫌われたくないから自分の意見より親の希望するレールを歩く人も少なくないので、親から子供の接し方を変えてみてください

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